近畿地方編1


近畿走破図

近畿地図
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1998/9/5

前回の続きJR因美線郡家駅が今日の起点。寝台急行だいせんから乗り継いで早朝着いた。駅前で自転車を組上げるが変速しない!調べると変速ワイヤーがほつれていた。丁度予備のワイヤーを持っていて良かった。今後はちゃんと確認して持ってこよう。

国道29号を快走しトンネルで戸倉峠を越えて兵庫県へ。スキー場の看板を見ながら県道に入り若杉峠を越える。30分くらい下り坂を堪能し後は集落と田圃を交互に見ながら県道を走る。途中昼寝に寄った神社で目が覚めたら孫を連れているおじいさん、雑誌を読んでる中学生が同様に木陰にいた。なんかほのぼのした雰囲気でその場を後にした。

国道9号に出たら幹線国道らしいゴミゴミした状態だったけど嫌々走って一時間で和田山に着いた。これからしばらくは日帰り可能な区域なので週末を利用して行動し、距離を伸ばしてゆくことにする。

走行距離 約80km
榎峠

国道429号 榎峠

9/12

和田山駅を11時に出発。国道9号を南下し国道427号に入る。遠阪トンネルという有料道を避けて旧道の峠・遠阪峠を走る。残暑厳しいなあと途中でへばりつつ登っていくと何もなさそうなところで老人の歓声が?登っていくと<日本一のゲートボール場>とある。温泉もあるみたい。なんか不思議な雰囲気の峠でした。

峠を越え左折し国道429号へ、なんだ広い道だと思ったのも束の間、えっこんなところを?というところで交差点を左折。田舎の家の前の狭い道をヘアピンでぐいぐい登っていくとどんどん怪しい山道へ。昼なお暗い杉林の中の狭い一車線道を、緩い上り坂でくねくねと登っていく。とても怪しい榎峠だった。福知山まで出た後一時間ほど走って綾部に到着しそこから帰宅した。

走行距離 約50km


9/20

綾部駅を11時に出発。国道173号を南下し質山峠手前で旧道らしきボロボロの道を発見したので、これを越えてみる。難無く下ってくると通行止めになっていた。約10km走って次の峠をトンネルで越えると出口には滝のような雨が待ち構えていた。ボー然としばらく待っていたが止む気配なし。若干弱まったところで雨具を装備して走る。雨の中、交通量の多い幹線国道9号をJR八木駅まで走った。

走行距離 約40km
花背周辺

花背周辺

百井分かれ

百井分かれ

10/4

JR八木駅に9時に到着。駅前で自転車を組み立てているとAV行商のおっちゃんが声を掛けてきた。裸満載のなかなかイカした(?)バイクに乗っている。組み立てる様子を見せながら自転車のことを会話する。今日は1日国道477号線を走る。この国道はなかなか怪しい曲者国道で何れは完走したいと思っている。

廻り田池という池までは狭い一車線道であるものの後は周山を過ぎるまで何ということも無い道だったが、花背に入ったとたん狭い一車線道が続く。これが京都市左京区とはにわかには信じられない。現れた急坂を押しながら登ると花背峠750mへ、少し下って鞍馬へ分ける百井別れに到着。この交差点は切り返しの必要なヘアピン交差点として知ってる人には知られている。写真の左奥は国道477号だけど、右奥が同じ国道477号とは知らなければ誰も思わないだろう。なお手前は鞍馬へ向かう県道です。だから国道をそのまま行くためには切返さないと自動車では行けない。この日はこのまま県道で鞍馬に出て帰った。

走行距離 約60km
坂18%

前ヶ畑峠周辺

琵琶湖大橋

琵琶湖大橋

10/10

百井別れに11時ころ着いたが、バスから30人位のグループが降りて歩いていた。その雰囲気からなんとなく余り関わりたくなかったので先を急ぐ。バイクが後ろから来て声を掛けられた。『ここってずっとこんな道ですか?』確かにどう見ても怪しく荒れた道だがバイクならいけるでしょ、と思って振り返るとバリバリのアメリカンなオンロード車だった。視線はバイクに釘付けのまま『大原までずっとこんなんですよ』と返事したら引き返していった。

坂道をトボトボと押していると先ほどの団体の一番前を行く男性に声を掛けられる。どうやら後ろの団体とは無関係で、大学のサークルの合宿に独りで来て巻き込まれたという。やはり怪しい雰囲気が気になり早足で引き離したらしい。暫く先の合宿所まで行くそうなのでそこまでしゃべりながら歩いた。

百井峠を越え前ヶ畑峠を越えた辺りと思ったが20%くらいの急な坂になっていた。途中越えを有料トンネルではない旧道で越えると眼下に琵琶湖が見えてきた。急な坂道を下って行き、琵琶湖大橋を自転車で渡った。自動車・二輪は有料だけと歩行者と自転車は歩道を通って無料。なんとなく優越感を感じ胸を張って走る。湖岸沿いの近江八幡市の牧キャンプ場へ行くが、まだ2時過ぎなので湖岸沿いを流して時間を潰して戻って来てキャンプした。

走行距離 約50km
石榑峠

石榑峠のゲート

石榑峠三重側

三重に入るとこんな所も

10/11

朝騒がしくなる前にキャンプ場を出る。八日市市を通って永源寺ダムへ。ダムサイトで一服して石榑峠690mを目指す。滋賀県側の国道421号の狭い一車線道を通る。私はここは何度か通ったがあるけど、いつも別荘地を売ってる看板が立っているが、こんなところ誰が買うんだろうと思うような山の中だ。

きつい上り坂が少し緩くなって30分くらいで石榑峠に到着した。ここには写真のようなコンクリートゲートがあって大型の車では通過できないし、途中の道も結構狭くUターンは容易ではないが不親切な地図にはこの事を記述していない。さらに三重側の数キロは写真のように荒れた道で、国道だからといって初心者が知らずに車で来てしまうと辛いと思う。まあ初心者は来ないような気もするが登山道とかあるからなあ。3桁国道はこんなもの、ましてや400号代は言わずもがなの典型だ。今日は三重県藤原町まで走って帰る事にする。

走行距離 約80km
今までの総走行距離 1560km

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