北海道地方編2


北海道走破図

北海道地図
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2001/4/29

昼前に納沙布岬に到着。さすがに道東の春はまだ寒い。観光客もちらほらで寒い寒いと連呼しながら車に戻ってゆく。ここに立つために3年もの時間をかけている。日本一周し長崎鼻まで帰るにはいったい何年かかるのだろうか。そのころには北方領土に行けるようになるだろうか。目の前に見える島影はただ寒そうに佇んでいる。

「さていつまでもおってもしゃーないし行くか」。今日は落石のとほ宿カジカの宿まで走る。途中車石に寄ったがどれが車石なのか良く分からなかった。結局トイレが一番車石っぽくて笑ってしまった。

走行距離 約40km
も〜うまそう

浜中の辺り

4/30

防風林で囲まれた道道142号を西進する。海は見えないが車の通行量は皆無で鳥の囀りを聞きながら走ることができた。初田牛を過ぎてしばらくして海岸に出た。海岸線に出ると直に風を受けとても寒い。昼頃に霧多布についたころ風はピークに達した。霧多布湿原の中を走るMGロードは何も遮るものが無いためか異常に寒い。諦めて霧多布岬に行くとこれまた異常に寒い。結局霧多布温泉の立ち寄り湯ゆうゆで暖をとり夕刻まで過ごした。

本日の宿はとほ宿エトピリカ村。着いてみると岬に行くところを宿のご主人に目撃されていた。走行中あまり他人の目は気にしないことにしてるが指摘されるとなんか恥ずかしい。そしてここにゆうゆの割引券があったことを知り、寄ってから行けばよかったと後悔した。しかし実際には寒すぎてそんなこと考える頭は無かったなあ。
走行距離 約50km
吹きっさらし

MGロード

5/1

夜、霧が出たらしく辺りが湿っていた。霧多布大橋を渡ったところで雪と霰が混じって降ってきた。しばらくして止んだけど体が冷たくなってしまった。厚岸までの道は湿原と防風林の中を行く道でアップダウンが結構あるが辛いというほどのものではない。厚岸に出たところで急に晴れてきて体温も戻ってきた。途中一度峠があったが国道44号を使い簡単に釧路に出た。

走行距離 約90km
♪この〜木なんの木

ハルニレの木

5/2

国道38号で釧路市外を抜けると海岸沿いの平らでまっすぐな道が続く。白糠,音別の付近で何度か小山を越えたあとなだらかな峠を越えて豊頃に着いた。結構暖かくなった陽気に初代この〜木なんの木のハルニレの木を見ながら昼寝しようかと思ったが、やっぱり寒かった。海から吹く風に乗って楽々池田に着いた。今日の宿泊はとほ宿ワインの国。夕食のステーキがうまかった。

走行距離 約100km
切符のモニュメントとは恐れ入った

愛国駅

5/3

今回の旅は襟裳岬より先に行く予定だ。けれど池田から襟裳岬まで一日で行くにはちょっと遠い。思考を巡らせていると、小耳に挟んだ六花亭本店限定のお菓子というのが頭の中をぐるぐると廻り始めた。少し遠回りだが一度帯広に出てから南下し途中で一泊することにした。

行ってみるとモノはカスタードクリームが入った棒状のパイでさくさくして美味しかった。何故本店限定なのかというと推奨賞味期間が3時間以内で理由は湿気てさくさく感がだんだん無くなっていくからだそうだ。店内の無料コーヒーを飲みながら頂いた。昼過ぎに南下開始、元幸福駅は非常に俗化されていて元駅というより只の公園の感で気分が萎えた。南下しながら海岸沿いに再び出て忠類村のとほ宿セキレイ館にて宿泊した。

走行距離 約90km
どど〜ん、ざぱ〜ん

黄金道路

5/4

国道336号を南下。このあたりは海岸沿いに湿地みたいな風景が広がっていて、なんとなく寂しい。豊似に出たところで交通量が増え路肩のコンディションの悪い道になった。嫌だったので海岸側の道道1037号に出た。車は皆無の防風林の中を行くような道で気分が晴れた。真っ直ぐ走って再び国道と合流しフンベの滝に着いた。岩盤から地下水が吹き出る珍しい滝らしい。

黄金を敷き詰めるほどの金がかかったと言う黄金道路に入るとトンネルとシェードの繰り返しで確かに金かかってる〜という道だ。庶野からは荒涼とした草原と砂浜と防風林の中を南下する。襟裳岬は結構込んでいた。一軒の土産屋がスーパーのタイムバーゲンよろしく拡声器で叫んでいたのは興ざめだった。

走行距離 約80km
えりもの春は騒がしかった

襟裳岬

5/5

宿泊したえりもユースの旗に見送られながら北へ。風の強さが有名な襟裳岬、覚悟をしていたのに昨日も今日も向かう方向が違うのになぜか追い風でとても嬉しい。様似まで走りエンルム岬という岬に行った。海からポコンと飛び出したような高さ70mの岬でとても見晴らしがよくそれでいて誰も来ない。結構お気に入りの岬になりました。様似の駅からは輪行で千歳に向かい飛行機で帰宅した。

走行距離 約40km
今までの総走行距離 約4680km
今回は岬巡りの旅?

エンルム岬

7/28

千歳空港へ朝の便で到着、2時前に様似駅に着いた。三石キャンプ場まで約30kmが今日のノルマ。追い風状態で5時前に到着した。キャンプ場は結構人がいたが混んでいるという感じではない。すぐそばの三石温泉まで行く。自転車で5分くらい。ノンビリ浸かって、休憩場で遅くまで過ごす。

走行距離 約30km

7/29

5時30分出発、相変わらずの追い風でガンガン飛ばせる。日曜の為か静内や門別で若干込んでいたが、それでもよく走れる。とりあえずの予定地であった苫小牧に2時についた。これでも110km走っているのが驚き。あと少しと走ろうということで+20km白老のキャンプ場まで行った。でも流石に疲れが明日に残ることは間違いないだろう。少しでも疲れを取ろうと湖畔の温泉に浸かった。

走行距離 約130km

7/30

朝から雨だ、今日は室蘭発のフェリーに乗ればいいのでしばらく寝ていよう。しかし11時になっても止まない。仕方なく出発しようと思いつつ管理棟へ行ったが、管理人さんと1時間ほどお喋り。このあと結局雨が止む事はなかった。

雨だしゆっくりと室蘭まで行ったが結局5時に着いた。途中風呂でも浸かって居ようかと思ったが雨が止まない以上、さらに気力が無くなりそうなので無理して直行した。フェリーの出発まで長い時間を過ごした。

走行距離 約50km
今までの総走行距離 約4890km

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