中部地方編2


中部走破図

中部地図
画像をクリックすると詳細地図画像が開きます
開かない場合はこちらで

2002/4/27

熱海から海岸沿いに南下した。アップダウンのある狭い道が続く。海はあまり見えなかった。初日ということもあって体力が続かない。だらだらっと今井浜に3時過ぎに着いた。

海岸は6月から10月(うろ覚え)キャンプ禁止らしい。じゃあ今はいいじゃんということですぐテントを張ってやろうと思ったが、観光客やら地元民やらが多い。よって日が欠けるのを待って張ろうとボーっとしていたら寒くなってきた。近くにある立ち寄り温泉サンシップ今井浜というところに浸かって日の欠けるのを待ってから張った。太平洋の見える露天もある温泉だった。

走行距離 約40km

天城峠(旧道)

4/28

散歩客が動き始める前に〜ということで5時に出発。本日のハイライトは天城峠越。ふもとのループ橋あたりまでは快調だったが、そのあと幾ら走っても着かない。やっと旧峠の入り口を見つけ峠のトンネルに着いたのは9時過ぎ。これからあとは順調に下り三島着は3時だった。途中寒かったので立ち寄り湯によったけど、名前は忘れた。だって寒かったもん。

案外早かったので三島よりもう少し先ということで裾野市のキャンプ場までいってみることにした。しかし裾野市役所あたりからずっと上りで、結局三島から標高で500m登った。キャンプ場に着いたのは暗くなる直前、しかも先に寄った2件はいっぱいで残り一軒はオートキャンプ場だが厚意により使わせてもらった。料金はオーナーとの交渉により1470円。でも、実はこれはねこVがこのとき持っていた小銭。近くには町営の立ち寄り湯があり温泉につかって一安心。

走行距離 約75km

裾野

4/29

昨日裾野まで登っておいたおかげで結構楽に籠坂峠を越えれた。富士五湖はとにかく釣り客が多かった。そんな中、山中湖でごろごろし、河口湖でボーっとして、特に「観光」らしきものもせずに3時に西湖自由キャンプ場に到着。のんびりテントを張り一休みしたら、隣の隣の立ち寄り温泉に浸かって、今日もまた満足だった。

走行距離 約50km

4/30

朝小雨が振った。今夜から本格的に降るらしい。精進湖、本栖湖と曇っていたが人では少なく、霧に煙った風情がよかった。本栖湖から国道300号で身延側に下る。なかなかのワインディング山岳路でたっぷり下りを楽しめた。甲府に泊まろうかと思ったがこのペースだと13時ころに着いてしまう。JR中央本線沿いなら宿もあろうということで体力の続く限り走った。4時過ぎに小淵沢手前の長坂で体力切れ、明日の予定地清里へのルートとしてもまあまあいいので駅前の宿で泊まった。

しかし宿で天気予報を確認すると、明日の昼頃雨の予報となってしまった。ちょっと失敗かと思ったが、キャンプ連続4泊は辛いのでいいか。

走行距離 約90m

八ヶ岳

5/1

出発のとき宿のおばあちゃんに缶コーヒーとポケットティッシュの差し入れを頂いた。長坂から少し東にいったあと県道28号で北上。八ヶ岳牧場までの標高差800mを一気に上る。「一気に」とは威勢は良いが結局押して登ることになる。でも歩道が完備されていてた上交通量も案外少なくゆっくり押して上れる。本日の最高地点八ヶ岳牧場に着いたのは5時間後の13時だった。

本当はここまで来なくてもいいんだけど、清泉寮のアイスが食いたかったのさ。でも清泉寮に行くまでに東沢橋で別店が出店していたのでそこで食った。体を動かした後のアイスは格別だねえ。

本家の清泉寮の方も案外すいていたけど、それでも場違いなような気がして無視して進んだ。さすがに5月にくる観光客は少ないらしく清里の駅前は閑散としていた。2時に本日の目的地新栄清里キャンプ場に到着、早いけど泊まる。再度駅前を物色した後、ほうとう専門店があったので早い夕飯にした。

走行距離 約20km

JR最高地点

5/2

観光客の集まらないうちにということで6時出発。野辺山峠に1時間ほどで到着した。おかげで観光客はいなかった。JR最高地点を見て佐久方面へ下る。道は所々狭く平らな道だった。こちらは70kmで700mの標高差、昨日の登りは15kmで800mの標高差。そりゃ〜平らに思えるわなあ。

小海からは対岸の県道に移ったが、こちらはさらに狭くて民家の軒先を走る感じだが交通量は少ないのでこちらをのんびり下る。臼田から小諸市街を避けるべくルートを試みるが玉砕、道に迷った。でもなんとか小諸市街を抜けた。途中布引観音温泉という小さな温泉宿に立ち寄って入った。ひなびていて湯口に網があって沈殿物の塊が入って来ないようにしていて、いかにも源泉という感じだ。4時に上田に着いたのでビジネスホテルに泊まった。

走行距離 約85km

八ヶ岳2

5/3

千曲川沿いに長野方面へ走る。なるだけ交通量の少なそうな道を選びながら走る。堤防道路も見つけては走る。そんな感じで長野に昼前に着いた。まだ早いので次の予定を考えて飯山まで走る。3時ごろに到着したので、まだ特急しなのを使えば本日中に十分帰れるのでそのまま帰宅した。

走行距離 約75km
今までの総走行距離 約6875km

開田峠

6/7

飯山を出て戸狩温泉を過ぎるといよいよ急な上り坂になる。時折眼下に見える千曲川も段々と遠ざかっていって11時に開田峠1129mに到着。新潟側の風景が広がるが日本海はもやが掛かっていて残念ながら見えなかった。下りに入ってすぐブロック舗装出現、3箇所くらいあった。キャンプ場のところで少し休憩したあと下りを満喫して平地に近づいたら異常に暑い。後でニュースで知ったけどこの日は30℃を越える真夏日だったとか。暑い中、直江津まで走って宿を探した。

走行距離 約70km

親不知

6/8

直江津を出てすぐにある郷津トンネルを避け海岸沿いを走っていると久比岐自転車道を発見。糸魚川の手前までこれを走る。大型車の多い国道8号の脇を走るよりははるかに良いが多少海が見えなくなってしまうのは残念。糸魚川を過ぎるといよいよ本日のハイライト親不知に入る。

親不知ピアパークにて休憩したが、たら汁が名物らしいが、ねこVはお魚嫌いなのだ。というわけで缶コーヒーで一息入れた後、いよいよ極悪ツーリングコースに突入。大型トレーラーが爆走するトンネルの中を気合を入れて路肩をコソコソと走る。天剣トンネルの脇が天険親不知でトンネルより海側の歩道を走る。崖の下を覗き込むと、確かにやばそうな海岸線だ。歩道のあるところもすぐに終わり、しばらくトンネルを走り富山に入って平らな道になったときはほっとした。そこにいい具合に温泉があったので一息ついた。せっかく温泉に浸かったので30分ほど汗をかかないようにのろのろと泊駅まで走った。

走行距離 約80km
今までの総走行距離 約7025km

7/19

泊駅を昼前に出発。海岸沿いをなるべく走るようにしながら富山に向かう。夕刻、富山の北に位置する岩瀬浜に到着。市街地を10kmほど走って富山駅前のビジネスホテルに到着。プジョーをさくっと折り畳んで部屋に持ち込む。

走行距離 約55km
100日目

兼六園と書いてある

7/20

富山を出て県道9号を主に使って石川富山県境を目指す。石動まではほぼ平らな道。いよいよ県境の国道8号倶利伽羅トンネルだがこれは面白くないのですぐ脇の天田峠を通り県境沿いに倶利伽羅峠を目指す。古くからある峠道でそこにある倶利伽羅不動尊は日本三大不動尊のどうのこうのとあるが、そんなことどうでもいい罰当たりなねこVです。お賽銭は出しましたよ休憩代として。

さて峠を越えて少しするとあまり走りたくない国道8号と合流、金沢市外へ向かう。本日も35度近い気温の中兼六園の周りをぐるっと回る。ジリジリ肌を刺す日差しから逃げるように宿に到着。速攻風呂に入った。

走行距離 約80km

7/21

本日も朝から焼け付く暑さ。海岸沿いを走るが30分連続で走るのがやっと。昼前、小松に到着し嫌になって帰った。

走行距離 約30km
今までの総走行距離 約7190km

7/26

前日移動しておいたので小松を朝出発。牛ノ谷峠は標高65mだけど国道8号の峠。峠付近は狭い上に大型トラックがバシバシ走り恐怖心を煽る。峠を過ぎて抜け道で逃げて芦原温泉に向かった。立ち寄り湯で汗を流して再起動。福井市街まで走った。

走行距離 約55km

九頭竜湖(7/28)

7/27

福井を出て九頭竜湖方面に向かう。今日は1日上り坂だ。やはりというか最高気温が35℃を越えるという暑さのため全然進まない。道自体は交通量も多くなくまあまあ走れるのが唯一の救い。越前大野を過ぎてから本格的に登り九頭竜湖駅に着いたのは2時過ぎだった。本当はこの周辺で宿を探したかったが高そうなとことか釣り宿っぽい所しかなく少し戻って立ち寄り温泉平成の湯で時間をつぶした後、本数の少ないJR越美北線で福井に戻って泊まった。

走行距離 約60km

油坂峠

7/28

(しつこいけど)本数の少ない越美北線で九頭竜湖駅に到着したのが10時半。九頭竜湖沿いに遡り油坂峠を目指す。自動車専用道の方と別れてちょいと走ると油坂峠トンネル750m。うねうねワインディングをそれこそ一気に下って美濃白鳥到着。長良川沿いに川下りだ。国道156号を走っても楽しくないので対岸の県道52号を走る。釣り客と地元の車以外はほとんど通らない道のようだ。郡上八幡までは結構整備されつつあるようだが、それ以降はしょぼい一車線になる。交通量がないのでそれはそれで走りやすかったが。

美濃市、関市辺りで宿を探してみたが、見つけられなかった。結局岐阜まで行く羽目になり到着したのは7時過ぎだった。

走行距離 約100km

7/29

今日の予定は川沿いに長良川河口方面へ向かうこと。長良川沿いに自転車道はあるので楽といえば楽。・・・といいたいところだが休むところが少ないし、80%位(それ以上?)は堤防の外側に一段下がった場所を通っており長良川を見ながら走ることはできない。それにちょっと川側に渡って休憩でもと思っても交通量が多く通してくれない等、はっきり言って役立たずな道です。間違っても『サイクリングロード』のイメージではありません。

なんだかんだ言いながら河口近くの鍋田川温泉に2時ころ到着し、のんびりした後近くの弥富駅まで走って今回は終了。

走行距離 約40km
今までの総走行距離 約7445km

8/14

弥富から名古屋市内まで移動。栄で友達に会おうとしたが待っていると暑くて暑くて、結局会わずじまいに先に進んでしまった。栄からは国道153号を使って豊田に出た。

走行距離 約50km

伊勢神峠(新道トンネル)

8/15

足助道路を通り、再び153号を走り足助を過ぎたころ坂が厳しくなった。しばらく走っているとドライブイン足助があり一休み、と思ったらフリードリンク(300円位だったかな)を発見。欲望に負けクーラーの利いたとこで雑誌を読みながら30分ほど休憩してしまった。その間7杯ほど飲んだだろうか。店の人には下から自転車で走ってきてましたよね?(どうやら出勤時に目撃したらしい)と言われるし。

いつまでもいても仕方ないので伊勢神峠を目指す。たっぷり休憩入れたからか結構楽に峠トンネルに着いた。脇にあるドライブインでかき氷を食べて一息。

旧道(旧トンネル)を行くのはやめた。なぜなら今日は伊勢神より標高の高いところを上り返して越えねばならないので今のペースでは無理っぽいから。狭い山道を走って裏谷高原の辺り950m位を通過してやっと下りになり山を降りた。

しかし行く手を阻む最大の試練が待ち構えていた。今日の宿泊予定地豊川まであと10キロほどというところで激しい雷雨が。通り雨と思い30分ほどコンビニ前でやり過ごしたが一向に止む気配なし。後で知ったが新幹線も止まってたらしい。夜も近づいてるのでやむなく走り始めるが道路は茶色い濁流となり前輪から弾かれた泥水が容赦なく顔を直撃する。横を走る車は泥水を跳ね上げ頭上から降り注ぐ。合羽が見事茶色にコーティングされた状態で豊川についたとき既にあたりは暗くなっていた。ふぅ。

走行距離 約100km

伊来湖岬

8/16

朝から晴れた暑い日だ。豊橋を抜け渥美半島に入る。国道42号を走るがサイクリングロードは極わずかの距離のものが点在しており、必然的に走らざるをえない42号は防風林やら砂丘やらで全然海も見えないし道路状況もよくない。途中暑さに負け喫茶店でアイスコーヒーを頼むとトーストと卵と他少々が出てきた。名古屋のこのサービスは嬉しいね。

結局、風景を楽しむだけなら先端の10kmだけ走れば十分で、期待はずれだった。伊良湖岬からフェリーで鳥羽に渡り、鳥羽駅から帰った。

走行距離 約60km
今までの総走行距離 約7655km

9/15

次回の大移動に向けてちょっとだけ走っておいた。鳥羽から内陸に入ったJR紀勢線栃原駅まで走った。何も考えず駅に着いたら2時間待ちだった。ちゃんと時刻表調べておけばよかったと反省。しかたなくベンチで爆睡した。

走行距離 約40km
今までの総走行距離 約7695km

関東地方編2へ    近畿地方編2へ


inserted by FC2 system