高松〜海部ジャンボフェリー |
国道193号は香川県の高松から徳島県海部町まで山の中を縦断する酷道です。高松から走ると100番台らしい2車線道なのですが南に行くにつれて厳しい道になっていきます。 23日の夜仕事を終えて帰宅後ダッシュで輪行出発。兵庫県三宮に夜到着し、チャリを組み立ててフェリー乗り場に向かった。 ジャンボフェリーというだけあって、かなり大きいフェリーだった。 三宮から1時前のフェリーに乗り、高松に5時到着。栗林公園の前を過ぎ高松自動車道と交差するといよいよ193号の始まりだ。 単調ながらも山の方へ道は向かってゆく。塩江温泉を過ぎ、軽く県境の峠を越えて穴吹へ。渡る大きな川は吉野川だ。四国三郎の異名を持ち日本三大暴れ川の一つとされている。 阿波山川を過ぎてほたる館を過ぎ、県道250号の分岐地点を過ぎると山深くきつい峠道が始まった。山肌にこれから向かう道がジグザクに刻まれているのを見上げて思考停止。補給食を口に入れ、ため息をついたらいつかはたどり着くさと頭を切り替えて出発だ。 標高760mの峠には経ノ坂峠の看板があったが、下の方の標識には倉羅峠(くららとうげ)と書かれていた。同じ所を指していると思うのだが、倉羅峠のほうが語感がミスマッチで好きだ。 下りはこれまた急坂で16%看板まで現れた。 438号との共用区間に出て再び単独区間に戻るところには、狭い橋になっていて橋の上で写真とってたら幅いっぱいのトラックが突っ込んできて焦った。 川沿いの道を徐々に登って行き、川から離れると先ほどと同じようなガツンとした峠道が始まった。 東側に開けた山の斜面を道はどんどん登ってゆき、夕方岳人の森キャンプ場に着いた。 本日はここでキャンプ泊。荷物軽量化のためにフライシートを持ってこなかったら、こんな時に限って雨降ってきて浸水した。 失敗があれば成功もあるもので、なんとなく持っていたアルミ蒸着レスキューシートを半身マットの下に敷いたら防水効果抜群で大助かりだった。 |
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吉野川 |
連なる山道 |
倉羅峠 | |
16% |
狭い橋 |
岳人の森キャンプ場 | |
雲早トンネル |
翌朝夜明け前に出発し193号のピーク,雲早トンネルへ。トンネルの端にはひっそりと土須峠と書かれていた。隧道を出てすぐ東の方向に剣山スーパー林道が繋がっている。 |
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黄葉し始め |
素掘りトンネル |
トンネルの中 | |
大釜の滝 |
大轟の滝 |
切越までの狭い道 | |
霧越峠開通記念碑 |
ヤレヤレ峠へ |
行程マップ 高松〜海部 |