国道152号を行く

実施日 2006/10/28 & 2007/8/12〜14

152map

走行ルート


2007/8/12

静岡県と長野県にまたがり、中央構造線沿いに南北に走る国道。

浜松付近の国道1号との分岐からスタート、2車線の普通の街中国道。まだ朝だというのに暑い。浜松駅まで西進し、そこからは北上する。 30度を超える気温の中、影の無い交通量もそこそこある街中の道を進む。 2時間ほど走って天竜を過ぎると天竜川沿いになり船明ダム・秋葉ダムと湖面を見ながら走りちょっとほっとする。ちょうど船明ダムの途中で県道360号に入った所に月まで3キロの看板がある。 もちろん地名が「月」というオチですが。

太井橋で天竜川と分かれて10km飯田線相月駅に到着。今日はここまでとする。

走行距離 約70km

1号との分岐付近

青崩峠前後

この区間は一番先に走破した区間で、南→北の順に書いている他と異なり北→南の方向に走破しています。それは南側の未開通区間の入り口がやや分かりにくいという事前情報があったのでそうしています。 国道418号と分岐する点から南下、この時点で標高は400m。小さな川沿いの道をぐいぐいと高度を上げていく。地図上はまっすぐな道のようであるがジグザグに折り返しながら高度を上げていく。 ヒョー越え林道側に向かう最後のポイントに着くとここから更にきつい上りとなる。標高950m過ぎでいよいよ未開通の歩道区間へ。自転車は肩に担ぎ山道を歩いて青崩峠に向かう。

約30分で峠に到着、標高は1082mで静岡と長野の県境で静岡側が開けていた。静岡側はわずか5分程度で道路に出る。しかし普通の車では走れない箇所もあるので、車で来た場合はしばらく下った駐車場から歩くのでどちらからでも距離は余り変わらないかも。

舗装路に出た後は上った分を取り返すように下る。ただ集落に出るまで簡易舗装道で溝が気になる。草木トンネルが見えてくるとホッと一息。草木トンネルは脆い地形の為いつまで経ってもトンネルを建設できない青崩峠を迂回して通すために建設中のバイパス道の一部で 今はヒョー越林道を通じてこの不通区間は繋がっている。ただしトンネルは自動車専用。飯田線相月駅で切り上げ帰った。

所要時間 3時間 約28km (国道152号と山道のみ)実施日2006年10月28日

最後のポイント

登山道入り口

青崩峠

登山道

簡易舗装

上を行くは草木トンネル

矢筈トンネルとの分岐

蛇洞林道区間1

蛇洞林道区間2


2007/8/13

再び418との分岐から北上。三遠南信自動車道の矢筈トンネルとの分岐まで山村の中を行く。分岐から少し先で未開通区間から暫定で先に抜ける蛇洞林道に入る。

蛇洞林道は完全に舗装されているが勾配はそこそこありグイグイと高度を上げていく。途中しらびそへ行く道と別れ3km,ピーク地点である標高1500m位に到達し少し下がったところで地蔵峠約1300mに到着。

地蔵峠から国道に復帰。峠に置かれている看板の間を下っていくのが未開通区間のようだが、やはり担ぎでは危険そうだ。ちなみに日本一美しい村という看板があったがどう美しいのかは不明だ。 ここからは下り。急なワインディングを行くとだんだん暑くなっていくのが堪らない。中央構造線博物館に寄って落合まで行って今日は終わり。飯田に出て泊まった。

走行距離 約50km(国道152号と蛇洞林道のみ)

※後で調べたのだがここ大鹿村は、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟している9団体の一つらしい。9団体もあるのなら「最も」では無いと思いますが?

地蔵峠

登山道入り口

勘弁して

日本一

地蔵

分杭峠1

分杭峠2

・・・


2007/8/14

落合から北上。細くなったり広くなったりしながら川沿いにおよそ17km遡って分杭峠へ。北側が開けた気持ちのいい峠で車も結構止まっている。ねこVにはただの気持ちのいい峠なのだが、どうやら「気を感じる人」には有名なスポットらしい。

気持ちのいい道を少し下ると左のような看板が。そのまま10km走ったら工場があったが盆休みのようで売っていなかった。

ダムの人造湖美和湖に出ると影の無い交通量の多い道に。焦げそうになるくらい暑い。微妙にアップダウンを繰り返して高遠の手前の交差点に到着し今日は終わり。この先は諏訪湖→白樺湖→上田へと続きますが、それはまた今度。なんとなく走った三峰川沿いは河岸道路−サイクリングロードと連絡していて伊那市駅の近くまで無信号で行けた。

走行距離 約35km(国道152号のみ)

気持ちのいい道

・・・

美和湖

追加地図

高遠〜杖突


2008/5/17

 伊那市駅から高遠まで移動し前回の続きからスタート。所々狭いところはあるけどゆるやな道を快走。途中立派な土蔵が所々あり見ていると興味深い。標高1247mの杖突峠に到着すると空気がひんやりしている。峠には神社か何かあり展望は広がっていないが少し下った峠茶屋からは展望が開けている。しかし有料なので無料で見れる分だけ見て下りを開始。

諏訪側は一転して急勾配急カーブの坂を落ちるように下る。茅野市内に降り299号との併走区間に入ると俗化されてる道。茅野からここまでも登りだったが、再び単独区間に入ると結構きつい坂が10kMほど続く。へろへろで白樺湖到着するが昔(10年位前)よりさらに俗化した感が否めない。

さくっと1キロ程走って大門峠(1443m)到着。ただの交差点で峠っぽさは何も無い。ここから大屋まで30kmの間は下り。市街地に近づくまでは道も広く一気に快走。大屋跨線橋を渡り国道18号に出て終了。全距離90kmを6時間は結構きつかった。

走行距離 約80km(国道152号のみ)

杖突峠

杖突峠展望

大門(だいもん)峠



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